No.105哺乳類型閲覧注意

雷獣

● REC再現CG / 雷獣 / 舞台:森
体長約60cm(2尺前後)とされることが多い
分類
哺乳類型
国・地域
日本
目撃場所
落雷のあった土地(東日本を中心に各地)
時期
江戸時代から明治・昭和の初めまで
大きさ
体長約60cm(2尺前後)とされることが多い
別名
千年鼬(信州)、かみなり

仔犬やタヌキに似た獣で、尾は20cmあまり。鋭い爪をもつといわれる。ただ姿は記録によってばらばらで、カニやクモのような雷獣の絵も残る。

…雷が落ちたあと、屋根の上で何かが鳴いた。

伝わっている話

江戸時代の人にとって、空の上は知らない世界だった。そこに未知の生き物がすみ、雷とともに落ちてくると考えられた。随筆や地誌には、各地の雷獣の話が数多く載っている。江戸の鮫ヶ橋では、鉄網の籠で雷獣を飼っていた者がいたという。1909年には富山県で雷獣が捕まったと新聞が報じた。ネコに似て、わきの下にコウモリのような膜があったという。新潟県の西生寺には雷獣のミイラが寺宝として伝わり、一般に公開されている。

正体の説を、ひとつずつ確かめる

有力ハクビシン大きさや鋭い爪、木に登る特徴がハクビシンと共通する。江戸の見世物の雷獣の説明もハクビシンに合うとされる。
有力イタチやアナグマの細工両国で見世物にされた「千年鼬」は、イタチやアナグマを細工した偽物だったと指摘されている。
確かめられず中国の妖怪「夔」が起源吠え声が雷のようだという中国の「夔」の伝えが、雷獣のもとになったという説もある。

空から落ちてきた獣は、また雲を待っている。次の夕立が来るまで。

出典

  1. 日本語版Wikipedia「雷獣」

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